コロナで研修がない?!新人店長向け目標設定のポイント

この記事は、店長になりたけどコロナで研修がなくなり困っている方向けの記事です。

コロナの感染拡大が続くこのご時世、リモートワークの拡大に伴い様々な会議や研修が縮小されています。
もちろんその結果生産性が上がった方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、今年度フレッシュマンとして入社された新卒さん達、店舗業務で新たに店長という役職に就いた方々は研修がなくなり困難な場面を迎えているのではないでしょうか?
そんな新卒店長やステップアップで店長へ昇進となる方向けに、重要な目標設定のポイントをお伝えいたします。

ちなみにわたしはこの戦略的思考や論理的思考といわれる考え方で年収を上げ、嫁ポイントを貯めることに成功しました!

家族大好き30代、痛風で苦しむ10年を過ごすうどん大好きサラリーマンです

一部上場企業で従業員数上位1%以内の役職に就いており、
年商10億円以上、従業員数約500名の組織運営に携わっています
論理的思考、戦略的思考による部下の育成が得意です

もくじ

目標は自分がどうありたいか?で決まる。

目標設定は人生設計?

仕事を頑張りすぎる人ほど、家庭を壊してしまったなんて話をよく聞きます。
家庭を大事にしたいならそうなる目標を立てるべきですし、
とにかく昇進したい!年収アップしたい!!という人はそのための目標を立てる必要があります。

目標は達成すべきものであり、大きな部門から決める必要があります。
長い人生の上で10年、20年後どういう生活を送っていたいのか?から考えましょう。

考えても見て下さい、どれだけ仕事に生活の全てを捧げても20代と30代、40代では体力が違います。
また結婚などでライフステージも変わるでしょう。
自分が将来どういう生活を送っていたいのか?早めにキャリアアップを達成して金銭面で余裕を持ちたいのか?
仕事はそこそこにワークライフバランスをしっかり取った生活を送りたいのか?で今の頑張り方が変わってくるのです。

目標管理の大きな部門は仕事ではなく、自分の人生設計から考えましょう。

自分が分からない人は会社のビジョンに合わせる

成果を出すことが選択肢を広げる

とはいえ、そんな夢も希望もなく毎日なんとなく暮らしているよ…という方は少なくないでしょう。
そんな方はとりあえずでも会社のビジョンに合わせることをオススメします。
会社のビジョンに自身の目標を合わせる、それが成果につながります。
1つ覚えていてほしいのは、仕事で成果を出す=楽に過ごせるようになるということです。
成果を出すから余裕が生まれ、余裕があるから昇進も出来るし良い意味でサボることも出来るのです。

逆に成果を出せないと仕事が進まず叱られることも増え、ネガティブな環境に陥りやすくなる可能性が高いのです。

あなたは急に街中で出会った初対面の人にこの荷物を隣町まで届けてほしいと言われて素直にオッケーできますか?
大体の人は断るでしょう。でも古くからの友人やお世話になったことがある人のお願いなら承諾する可能性がありますよね。
会社でも同じです。成果を出すから上司に自分の主張を聞き入ってもらえる土台が出来るのです。自分の上司がどういう成果を求めているのかを見極め、対価として自分の希望を伝えることが重要です。

自分の希望が休みなのか、キャリアップなのか、どちらにしても成果を出しておけば通り易いでしょう。

1人で全部は出来ないことを知り、計画を立てる

選択と集中でやることとやらないことを決める

店長業務の基本は人・物・金の管理であるとよく言われます。
しかし、こういう人・物・金はもちろん、私達の時間という資源には限りがあり基本的に不足しています。

不足している資源を何のために、誰がどうやって使うのか?を決める目標設定が重要です。
つまり目標設定とは、不足している資源をどこに使うのかを決めることなのです。
こういった業務の取捨選択は選択と集中と言われることが多いです。

目標達成のために選択と集中をしているのですが、やらないと決めた業務も成果を待っている相手がいます。
その待っている相手に○○という目標を達成するために優先順位を下げていますので少し待って下さい。
という事前交渉(主に上司相手であることが多い)が組織として仕事を進めていく上では非常に大事です。

選択と集中は少ない資源の中やることとやらないことを決めるということですが、
相手がいる以上やらなくてよくなった訳ではないことを理解しましょう。

目標を達成するための計画であることを知る

計画とは、不足している資源をどこに使うのか?を決めること

目標のための計画?当たり前じゃん。
なんて思う方も多いでしょう。
しかし振り返ってみると目標と計画、さらには行動がつながっていないなんてことは当たり前にあるのです。

なぜなら店長業務というのは目標とは関係ない業務が多く、
業務の優先順位と個人やチームとしての目標が必ずしもリンクしていないからなのです。

たとえば服を売るアパレルショップで4月1日に1日の最高売上を達成したいという目標を掲げるとします。
達成のために100枚の服を売る計画を立てたとしましょう。
具体的な行動はプロモーションや接客をどうしていくか?という考えになりますが、
実際の業務はお客様からのクレーム対応やGWのシフト作成といった基本事務、
全く関係ない他部署からのタスク業務など緊急性、重要度どちらも高い仕事が数多くあるのです。
自分の資源は基本的に不足していることを思い出してください。

1人で全部やることは出来ないので、選択と集中を行う必要があります。

計画達成のためにどうやって行動するかを考える

行動とは不足している資源を具体的にどう使うのか?を決めること

なぜ計画が達成出来ないか、それは計画達成のための行動が決まっていないからです。
服を100枚売るためには100枚仕入れる必要があります。
100枚売るためにはシフト人数を増やす必要があるかもしれません。
値引きで売るのか?商品の品質で売るのか?を決める必要もあります。

こういう具体的に自分の資源をどこに使うかを決めることが選択と集中につながり、
やることとやらないことを決めることが出来るようになるのです。

行動の結果が本当に目標に辿り着けるのか?を振り返る

下から上に振り返ることの重要性

目標をや計画を考え、具体的な行動も決まった。
最後に確認するのはその決めた行動を達成したら本当に計画や目標は達成されるのか?ということです。

例えば最高売上を出すために服を100枚売る、そのために半額セールをすると決めたとします。
普段の売上が服50枚分であれば、半額セールで100枚売れても最高売上には辿りつけないでしょう。
おそらく普段通りの売上となるはずです。

意外と目標管理を設定したところで満足したものの、いざ行動を振り返ってみると計画通りに行かなかった…。
ということはよくあるので必ず目標→行動と行動→目標どちらもつながるか?の確認をしましょう。

計画の達成度よりも行動予定の達成率を見る

計画達成が必ずしも成果となるわけではない?

服を100枚売るという計画はあくまで計画であり、フォーカスするところではありません。
あくまで計画からの行動の結果100枚売れるというのが目標管理なのです。

結果的にたまたま100枚売れたのか、作戦通りの行動で100枚売れたのかでは天と地ほどの差があります。
行動結果で計画や目標が達成出来たのなら今後の業務に活かせたり、横展開や後輩、部下へ教育することも可能になります。

なんかよくわからんけどイケたよ、オッケーです!?みたいなフワッとした成果報告では上長は素直に納得できないでしょう。

新人店長向け目標設定のポイントまとめ

  • 目標:自分のキャリアビジョン、どういう人生を送りたいかに合わせる
  • 計画:不足している資源を何に使うのか決める
  • 行動:資源を具体的にどういう行動で使うのか決める

以上、新人店長に向けた目標設定のポイントでした。
キャリアップを狙う方も、ワークライフバランスを重要視する方も、仕事で成果を出すというのはとても大事なことです。
ご参考になれば幸いです。

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