新卒ですぐ店長になっても大丈夫?!売上を上げる効果的なPOP配置の考え方

店舗で使うPOP配置で悩む新人店長向けの記事です。

ビジネスの世界で至るところにあるPOP
POPの意味としては購買時点広告(Point of Purchase Advertising)とありますが、
一般的にはA4サイズ等でラミネート加工された印刷物のことが多いのではないでしょうか?
このPOP、お店でどう展開するかによって効果は全く違います
具体的にどういう展開が効果的なのか?をお伝えしていきます。

家族大好き30代、痛風で苦しむ10年を過ごすうどん大好きサラリーマンです。
3歳男児の父親で保育園への送り迎えや子育てでも楽しい毎日を送っています。
最近は無駄遣いが増えて奥様に怒られることが多く…。
幸せな毎日を送るために嫁ポイントを貯めるポイ活に奮闘中!!

一部上場企業で従業員数上位1%以内の役職に就いており、
年商10億円以上、従業員数約500名の組織運営に携わっています。
論理的思考、戦略的思考による部下の育成が得意です。

もくじ

何を誰にどういう理由で売りたいのか?を考える

POPの目的とストーリーを考える

わたし吉野家さんの牛丼、大好きなんです。
つゆだくが好きなときもあれば、つゆぬきで玉子を付ける時もあります。
例えばそんな普段牛丼と玉子しか食べないわたしがお新香も食べたくなる魅力的なPOPってどういうのだと思いますか?

悪い例:新鮮な野菜を使ったお新香、ぜひご一緒に!!

これだとわたしはふーんで終わり、普通にいつもと変わらない注文をするでしょう…。

良い例:牛丼が更においしくなる?!お新香の食べ方!!

この内容であればもしかしたら「え?お新香で牛丼がおいしくなるの?」と興味をそそられ注文してしまうかもしれません!!
牛丼大好きなサラリーマンに新たな食べ方提案が出来て、販売に至れば単価もアップして、美味しさを感じてもらえたら新たな来店動機にもなるのではないでしょうか?

POPというのはターゲットとそのストーリーを考えることが重要です。

いつもサラダを食べてるOLに先程のお新香POPをアピールしてもおそらく効果は低いですよね…。
配置というのはターゲットを意識し、ターゲットが喜ぶイメージの想像を経て初めて適正にすることが出来るのです。
なぜならこの例にあるお新香POP、注文前に見えるところに位置していないと意味がないですよね。
お会計終わって、出口のドアに貼ってて「おっこんな食べ方あるんだ?また来よう!」と思ってくれるのは相当なヘビーユーザーだけです。

ストーリーをイメージして、イメージに合う場所を探す。

が適正なPOP配置の第一歩です。

3ヒット理論で考える

①これ何? ②そういうことか ③さっきのやつ!

よくお店の外にのぼりってありますよね。
例えばこだわりの牛丼!とか。でも店内の中にあるPOPはもっと具体的ですし、注文するメニューなんかはもっと細かい文字が並んでますよね。
3ヒット理論(3ヒットセオリー)とは、ハーバード・E・クラグマン博士という方が提唱しているもので、

簡単に説明すると広告は3回以上目に触れるととても効果的になる!という理論です。

先程の例で見ると、外にあるのぼりで「牛丼?何?」という注意や興味をかき立て、中の店内で「へーつゆにこだわってるんだ。」とイメージを持ってもらい、注文する時に「あ、さっき見たこれ!」という決め手の反応を得ることで注文につながりやすくするということです。

よくある失敗例は伝えたい内容が溢れすぎて、外の上りは牛丼!中は豚丼!メニューの推しは焼き鳥丼!!という関連性や統一感がなく、結果的にPOPの効果がほとんどない状況になってしまうことです。

ぜひ最初はこの3ヒット理論を意識しPOP展開をしてみてください。

見てもらう人の目線の高さを考える

あなたの身長は何cm?お客様の身長は?

いわゆるアイラインと言われる見る人の目線を意識したPOP配置が重要です。
ここで気をつけて欲しいのは、見るのはあなたではなくお客様ということです。
わたしもよくやった失敗ですが、180cmの人と150cmの人では当たり前ですが目線の高さが違うのです。
サラリーマンがよく来るお店ではどのくらいのアイラインが適切か?
というお客様の目線を意識したPOP展開を行いましょう。

最終的に売上を上げるにはお客様への直接アプローチが重要

ヒトだけが全てのリソース(資源)を扱える

ここまでPOPのストーリーをイメージする、3ヒット理論を意識する、お客様の目線を意識するという3つのポイントをお伝えしましたが、最終的に最も決めてとなるのはお客様への直接的なアプローチということを覚えておきましょう。

ほとんどのお客様はPOPを1〜100まで全て読んでくれません。

来店動機は元々あるので、その動機を達成するためにお店のドアを開けています。
なのでPOPに全て書いて見てもらうことよりも、最終的な接客で活きるPOP配置を意識することが重要です。

飲食店で注文時に「○○をご一緒にいかがですか?」と一声かけられた方は多いと思います。
その時に入り口から注文までに同じ内容のPOPをチラっとでも目にしてて、従業員の方がそのPOPを手差ししながら言うのと、POPも何もなく言うのとでは効果が明らかに違うと思いませんか?

本当に頼るのはPOPではなくヒト

最終的に頼るのはヒトで、POPはその効果を最大化するツールと認識しておきましょう。
特に店長の方はアルバイトさんへPOPを使ったトークなどの教育をすれば成果が最大化され、
モチベーションアップやキャリアアップへのきっかけになるのではないでしょうか

売上を上げる効果的なPOP配置のまとめ

●目的とストーリーを考える
●3ヒット理論を考える
●お客様の目線の高さを考える
●最終的に頼るのはヒト


POPの展開だけでもなく、POP作成に携わる方もご参考になれば幸いです。
最適なPOP配置とヒトの力で仕事の成果が上がれば必然と年収も上がり、嫁ポイントもゲットできますね!?

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

シェアしていただけると嬉しいです!

コメント

コメントする

もくじ
閉じる